アレクサンドル・カントロフ チャイコフスキー&リスト協奏曲ラジオ配信

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今朝の夜中に、アレクサンドル・カントロフさんが出演したラ・ロック・ダンテロンピアノフェスティバルの様子がフランスのラジオで放送されました。

日本時間夜中の3時に放送開始で3時間の長いプログラム。CDの録音を挟みつつチャイコフスキーとリストのピアノ協奏曲それぞれ第2番が配信されました。

朝起きて見たらアーカイブ残ってたので、またもや5時まで起きてる必要なかったジャーン!って話でした。まだ聴かれていない方は、アーカイブでどーぞ。

ラ・ロック・ダンテロンのフェスティバル

ラ・ロック・ダンテロンピアノフェスティバル(Festival International de Piano de la Roque d’Anthéron)は、南フランスのラ・ロック・ダンテで開催されている40年の歴史を持つフェスティバル。

2022年は7月20日〜8月20日の開催のようです。大きい屋外劇場でのフェスティバル。ヨーロッパの夏って感じがする。えぇのう。

7月の出演者にはガジェヴさんやブルース・リウくん、小林愛実さん、藤田真央くん、クライバーンで2位だったアナ・ゲネーシュナさんなど。8月はドミトリー・シシキンのリサイタルもあったようです。

他の方々の配信は見つけられなかったけど、そのうちFranceMusiqueで配信されたりするかな?

この1ヶ月のこの地域は、毎日屋外劇場での演奏会なんて贅沢!行ってみたいけど、お金がいくらあっても足りなくなりそう。

カントロフさんの出演は昨日で、共演はアジス・ショハキモフ(Aziz Shokhakimov)指揮、ポーランドのシンフォニア・ヴァルソヴィア(Sinfonia Varsovia)でした。

チャイコフスキーピアノ協奏曲第2番

1時間06分あたりからチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番が始まります。

夜中はスピーカー使えないので、昼にスピーカーを使って聴き直すのが好き。スピーカー通すと全然違う。

ラジオの直配信でも、柔らかくコーティングされたような密度のある音が聴こえます。

歌い方が美しくて、テンポルバートが好きで、すでに夢見心地。昨日は夜中だったのでリアルに半分夢だった。

ラジオでもわかる、いやラジオで音だけだからこそ感じるのか、カデンツァのすごい表現力。動物だ。獲物がいるのだ。

このフェスティバルは屋外だけど、これはコンサートホールを轟かすであろう表現力だと思いました。カントロフさんの協奏曲をコンサートホールで聴きたいす。

第2楽章のチェロとヴァイオリンを支えるのも素敵だし、ベッドで聴きながら昇天できそうでした。

カラーのはっきりした第3楽章。ラジオだと映像に集中しない分、アクセントとか強弱がよくわかってイイ!同じメロディーが繰り返す時、1回目と2回目が違うのもよくわかる。

特にアクセントとルバートで光る個性が素敵だー。好き。

会場とっても盛り上がって拍手の嵐で、ラジオパーソナリティさんも力入ってました。(フランス語聴き取れず涙)

リストピアノ協奏曲第2番

小休止を挟んでリストのピアノ協奏曲第2番。

一晩で2つの協奏曲の演奏は体力的には大変な部分もあるだろうけど(この選曲だとチェロの方も見せ場が多いね!)、お客さんにしてみたらとても贅沢なことですよね。

カントロフさんは事前のインタビューで、「2曲連続で演奏するのはチャイコフスキーのコンクールを思い出すしとても楽しみだ」というようなことを言ってたと思います。

チャイコフスキーとリストのピアノ協奏曲をこうやって連続で聴くと、リストの世界観ってだいぶ黒いなと感じる。チャイコフスキーの豪華絢爛さとは違うラスボス皇帝感。

色彩感のはっきりしたピアノの演奏が、よりそれを際立たせてると思いました。なにこの黒い安心感。

先日ストリーミングで見たベルギー国立管弦楽団とのリストピアノ協奏曲第2番とまた印象が違って、天真爛漫な裸足の妖精は、今日はおてんば駆け足娘になってた♪(私の勝手な解釈です)

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アンコール

アンコール3曲ありました!

グルック:精霊の踊り
リスト:巡礼の年第2年「イタリア」ペトラルカのソネット第104番
ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」フィナーレ

グルックでノスタルジックにさせて、リストでロマンティックにさせて、火の鳥でダイナミックなフィニッシュ。悶絶させる気か!

「火の鳥」はCDA La Russe -Sacd-でよく聴いてます。このCD最高で最近の朝のウォーキングのお供です。

協奏曲2曲にアンコール3曲。オペラシティのリサイタルでもたくさん弾いてくれたカントロフさんの寛容なアーティスト魂を感じる。

夏のフェスティバル感

ところどころ雑音やキュイーン音が入ってうわってなるけど、それはそれで臨場感あってその場で聴いている感じがします。夏のフェスティバル感はとてもある。

カントロフさんの息遣いもバッチリ入ってました。呼吸法と演奏は重要な関係性がありそう。

いつまでアーカイブが残ってるのかわからないけど、繰り返し聴きたいなー。YouTubeにそのうち動画上がらないかな。

moni

引きこもり中のゆるい推し生活を綴ります。スペインのセビージャでフラメンコ留学してました。趣味でピアノを習っていたのは4歳〜16歳くらいまで。素人です。話す言...

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