読書感想文|ショパン・コンクールを聴く

本・Kindle

今回読んだ本はKindle版がなかったので、図書館で借りて読みました。

ショパン・コンクールを聴く -舩倉武一著(アルファベータブックス)

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おもしろかったらハードカバーの単行本も買おうかなと思ったけど、今のところ保留です。

ショパンコンクール参加者たちの現在の活躍状況などが書かれていて、ふむふむと読みました。過去のショパンコンクールと、最新は2015年のショパンコンクールについて詳しく書かれています。

ネタバレしない程度に「ショパンコンクールを聴く」の読書感想文を簡単に書こうと思います。

過去のショパンコンクールを遡れる

第一回目のショパンコンクールから社会情勢を交えた記述や、どのような形式(予選の回数や予備審査の有無)で開催されたのかなどが記載されており、コンクールの歴史を知ることができました。

それぞれのコンクールで印象に残る参加者や、現在活躍している演奏家のことが細かく記述されており、著者が参考にした音源も全て記載されているので参考になります。

中にはレコードもあり、全く同じ音源が手に入るかどうかは別ですが、サブスクで配信されているものもありました。

著者さんはこの本を書くにあたり、かなりの音源を聴いたのだと思います。本にも記載がありましたが、改めて録音を聴いて印象が変わった部分もあるそうです。

コンクール参加者の現在の活躍状況が書かれている

コンクールの参加者が出場後にどのような活動をしているか、残している録音なども含めて知ることができたのは興味深かったです。

活躍している/していないの度合いは著者の好みも反映されているのかな〜という気がしましたが、どのような録音を残していて、どのCDやレコードがおすすめなど細かく記載されているのは後で検索する際の参考になりました。

コンテスタントへのコメントは辛口

全体を通してコンテスタントへのコメントは辛口気味です。

2015年のショパンコンクールについて書かれた前回紹介の「ショパン・コンクール – 最高峰の舞台を読み解く」の著者と感想が似ている部分が結構あって、青柳いづみこさんと波長が合ってるのかなと思いました。

同じコンクールを見ていた友人の話が何度か出てくるので、それが青柳さんなのか別の方なのかは分かりませんが、表現がかぶっているかもなと感じる部分がありました。

2015年のコンクールについては、この本の著者舩倉武一さんも青柳いづみこさんも指揮者とオケの影響でコンテスタントがやりにくそうだったという印象を持たれたようです。

おすすめ記事 ▷ 読書感想文|ショパン・コンクール – 最高峰の舞台を読み解く

こちらの「ショパンコンクールを聴く」でもオソキンス様についての記述があります。本選については「ロマンの「かほり」が漂う好青年」と書かれていて、思わず私が笑みになったのは内緒。

なお、著者がオソキンス様で一番気になったのは「演奏よりも右手の赤いバンドと、大きく開いた開襟シャツから覗く胸毛」だったそうです。演奏技術に関しては辛口の部分もあり、上げて落としてみたいなツンデレな記述が見られます。

おすすめ記事 ▷ ゲオルギス・オソキンスの音が聴きたい!光をくれたピアニスト

Kindleで安くなれば…

「ショパンコンクールを聴く」も読みやすくてあっという間に読みました。私のようにピアノの専門的なことがわからない人でも読める本だと思います。

おすすめの録音やCDの名前が書かれているのはとても参考になるのだけど、ハードカバーで買うとなるとちょっと保留。本を増やしたくないので…。

あと価格がもう少し安ければなという印象です。

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これを書きながら、昨夜のベストオブクラシックでオソキンス様の演奏配信(ザルツブルク音楽祭2021)があったのに、今夜と勘違いしていて聴き忘れたことを知りました。ジーザス!

moni

引きこもり中のゆるい推し生活を綴ります。スペインのセビージャでフラメンコ留学してました。趣味でピアノを習っていたのは4歳〜16歳くらいまで。素人です。話す言...

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