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反田恭平×スペイン国立管弦楽団のラジオ配信 プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番

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1月30日(日)に反田恭平さんとダビッド・アフカム指揮、スペイン国立管弦楽団のコンサートがスペイン国営放送のラジオで放送されました。

配信時間はスペイン時間のお昼11時30分頃、日本時間は夜の19時30分で夜中に起きていなくてもいい時間帯!逆にスペインの人たちにとってみれば、休日のお昼11時30分はかなり早かったんじゃないかな。

ラジオ配信は映像がない分、音に集中して聴くことができます。この日も反田恭平さんは新たな魅力を感じさせてくれました。

反田恭平×スペイン国立管弦楽団のコンサート

反田恭平さんとダビッド・アフカム指揮、スペイン国立管弦楽団のコンサートは1月28日、29日、30日の3日間行われました。

日本から海外に行くのは規制がそこまでないけど、海外から日本に帰国した時の隔離問題があるから反田さんどうされるのかなと思っていましたが、弾丸でスペインに行かれていました。

コンサートが行われたのはマドリード国立音楽堂(Auditorio Nacional de Música)のシンフォニーホール(Sala Sinfónica)です。1988年開館。

2324席の大きなホールで、客席が舞台を取り囲んでいるようなヴィンヤード(ぶどう畑)方式になっているそうです。サントリーホールと同じだね!

プログラムは以下の通り。

ホセ・ルイス・トゥリーナ:アロンソ・ムダーラのファンタジアによる幻想曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26(ピアノ:反田恭平)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 Op.93

RTVEのラジオが聴けない

3日間のうち1月30日(日)の公演がスペインRTVEのラジオで配信される予定になっていました。

時間になってRNE(ラジオ・ナシオナル・デ・エスパーニャ)のRadio Clásica(クラシックラジオ)のサイトに接続してるのだけど、ラジオが全く流れてこない。っていうか、Radio Clásicaのページどこ?

って感じで手間取ってなかなか接続できませんでした。これはWebページでのアクセスは無理かもと思い、スマホのスペインラジオのアプリでアクセスすることに。

スペインのFMラジオが聴けるアプリ「Radios de España」をDLして、RNEで検索かけたらRadio Clásicaがありました!

スペインのFMラジオが聴けるアプリ

こちらでアクセスしたら、ようやくラジオの放送が聴こえるようになりました。ふぅ。

いろいろ手間取ったため、アクセスできたのは1曲目の「アロンソ・ムダーラのファンタジアによる幻想曲」の終わり頃。「あ、音楽聴こえた」と思ったら、最後のフレーズになってすぐ終わっちゃった。

反田恭平さんのプロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番

1月は反田恭平さんの演奏を生で聴く機会が2回ありました。

1回目は1月6日の凱旋コンサート@サントリーホールで、オールショパンプログラム。2回目は新日本フィルの定期演奏会@すみだトリフォニーホールで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」でした。

凱旋コンサートのオールショパンの印象は、ウェットでしっとり。
ベートーヴェンのコンチェルトの印象は、キラッキラで力強い。

今回は生ではなくラジオ配信ですが、プロコフィエフのコンチェルトの印象はカラフルで躍動感がありました。

弾く曲によって全く異なる印象の音楽を奏でる方!

先日のベートーヴェンのコンチェルトから約1週間後。どっしり重厚感があるコンチェルトと、軽快で勢いのあるコンチェルトの違いを感じることができたのでした。

ラジオなので拍手が起こると「今、観客が拍手をしていて、ソリストのキオヘイ ソリータが舞台に戻ってきてお辞儀をしています」みたいな実況中継が入ります。動き一つ一つ説明するからほんとに実況中継。

アンコールは軽やかなショパンのワルツ Op.34-3(猫のワルツ)でした。

あぁ現地で聴きたかったYO!!

スペインメディアの記事

今回の反田恭平さんとスペイン国立管弦楽団の共演は、スペインメディアでも取り上げられていました。

Platea Magazineの記事では反田さんの才能についてのコメントがありました。

Sorita exhibe un pianismo aristocrático y poderoso, de un virtuosismo cuajado de elegancia y naturalidad,
反田は高貴で力のあるピアニズムを見せた、上品さと自然が凝縮した妙技である。

第2楽章に彼の美徳が表れ、圧倒的な第3楽章のコーダを見せました。と、すばらしい演奏だったことが伝わるようです。

リベンジ来日待ってます

その後のスペイン国立管弦楽団のショスタコーヴィチも聴いて、本当に生で演奏聴きたかったなと。

Twitterでフォローしているスペイン在住者さんの中にはこちらのコンサートに行かれた方がいて、とっても羨ましいなと思いました!

指揮者のダビッド・アフカム氏とスペイン国立管弦楽団は3月に来日して、反田恭平さんと共演する予定でした。マドリードの公演と同じプログラムを川崎ミューザで聴ける予定だったのだけど…

コロナによる入国規制で来日できなくなってしまったのは本当に残念です。

いつかリベンジ来日して反田恭平さんとプロコフィエフで共演していただきたいな!

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引きこもり中のゆるい推し生活を綴ります。スペインのセビージャでフラメンコ留学してました。趣味でピアノを習っていたのは4歳〜16歳くらいまで。素人です。話す言...

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