ピアニスト

マルティン・ガルシア・ガルシアのインタビューを読んで

2021年第18回ショパコンクールでスペイン人として初入賞第3位、コンチェルト賞も受賞したMartín García García(マルティン・ガルシア・ガルシア)さん。

スペインではあまり報道が早くなされてなかったようで、今日10月26日にやっと全国紙のEL MUNDOに記事が掲載されました。

EL MUNDOの記事を読んで、Martín García García(マルティン・ガルシア・ガルシア)さんはとても賢い頭脳派さんだと思いました。

なかなか難しいスペイン語チョイスや表現を使ってる感じがするし、抽象的な言い方もあるし、アカデミックなこともおっしゃる方なんだなと。自分なりに訳しながら読みましたが、割と苦戦。

Martín García García(マルティン・ガルシア・ガルシア)さんは、予選の時とファイナルの時でガラリと印象が変わったんですが、この記事のインタビューを読んで納得しました。

マルティン・ガルシア・ガルシア インタビュー抜粋

EL MUNDOの記事はこちら
Martín García García, un chaval asturiano formado en la escuela soviética que ha llegado a la cima mundial del piano

印象的なのはこちらの言葉。

パンデミックによる引きこもりが数ヶ月間続き、感動や感情を表に出すことにつながる技術的な側面、でも(感動や感情は)切り離して練習することが望ましい技術的な側面を強化することができた。

ショパンコンクールのインタビューでは、パンデミックで経験した「soledad(孤独)」が彼の音楽に背景にあると言っていました。視点や集中力、作曲家に向き合う時間を与えてくれた孤独が、彼の音楽につながっているのだなと。

後にインスタライブでは「今回のショパンコンクールに当たってどの先生にも師事していない」と言っていたので、びっくりしました。自身で技術面、感情面と色々なことを育てていかれたのですね。

また、3次予選のソナタやファイナルのコンチェルトについては以下のように語っています。

いつかショパンのソナタ第3番を録音する機会が与えられればいいなと思う。このソナタはたった4楽章の中に、ショパンが人生で戦ったものに値する全てが含まれている。

(ファイナルのコンチェルト第2番について)私たちは(ショパンの)若き頃の作品についてたくさん話をした。豊富な巧みさや抽象的な釣り合いのコントロール、最初から最後まで溢れ出る美の感覚など。

演奏後のポーランドラジオのインタビューで、ソナタ第3番を人前で演奏するのは今回のショパンコンクールが初めてだったと語ってました。「これは言うべきじゃないかもしれないけどヘッヘッへ」って。笑。

大舞台で臆することなく実力を突然出せるタイプなのかな、すごい!

マルティン・ガルシア・ガルシアさんの印象

彼は予選からファイナルまでの間にいろいろな音楽を見せてくれて、印象がとても変わった人でもあります。

1次予選の時は気合いも入っていたのだと思うけど、パッションで弾き切った印象を持っていました。テノール歌手のように歌いながら弾く姿が衝撃的でした。

2次予選、3次予選とユニークなプログラム、心から歌う演奏を見て、彼の音楽がどんどん好きに。ワルシャワの聴衆も、YouTubeで観ている視聴者も同じだったと思います。

ファイナルではしっとりとした協奏曲第2番を聴かせてくれて、かなり聴かせる正統派な演奏をされる方だと思いました。音の粒が美しく軽やかに踊る彼のコンチェルト第2番に、うっとりした人も多かったのではないでしょうか。

ガルシアガルシアさんは3位とコンチェルト賞を受賞されました!

第3位おめでとうございます!

世界的に権威あるピアノコンクール、ショパンコンクールでスペイン人として初入賞、それも第3位&コンチェルト賞を受賞されたMartín García García(マルティン・ガルシア・ガルシア)さん。

EL MUNDOの記事の掲載は10月26日とかなり遅かった気がするけど、ようやく全国的なメディアで紹介されて嬉しかったです。

第3位とコンチェルト賞、本当におめでとうございます!

感動や疲れを消化するのに時間がかかるとおっしゃってましたが、この後もたくさん仕事が控えているようなので、健康に気をつけていただきたいです。

今後の予定は以下のようです。

2021年12月20日 マドリードの「Círculo de Bellas Artes」に出演
Círculo de Bellas Artes
2022年の1月12日 地元ヒホンで若者たちの演奏会的なコンサートに出演(プログラムがめっちゃ豪華)
ヒホン交響楽団のサイト

そして1月末〜2月の頭は日本でガラ・コンサート。

ガルシアガルシアさんの太陽のようなキャラクターと、心から歌う演奏で、観客みんなを笑顔にするのでしょうね♪

来日楽しみです!

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moni

引きこもり中のゆるい推し生活を綴ります。素人です。もう一つのブログにスペインのこと綴り中。スペインのセビージャでフラメンコ留学してました。趣味でピアノを習っていたのは4歳〜16歳くらいまで。話す言語は日本語とスペイン語。英語話せるようになりたくて勉強中。
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